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公開日 2026.09.14更新日 2026.09.14

クロカンとは?SUVとの違いや特徴・主要車種を解説

クロカンは、未舗装路や雪道で高い走破性を発揮し、アウトドアや悪天候時の移動でも頼りになる点が特徴です。

SUVは幅広い車種を含む呼び方で、そのなかでも悪路走破性や耐久性を重視したタイプが一般にクロカンと呼ばれます。

 

本記事では、クロカンの意味やSUVとの関係、メリット・デメリット、おすすめな人の特徴、代表車種まで解説します。

クロカンとは?

クロカンとは「クロスカントリー車」の略称で、未舗装路や山道、雪道などの悪路を安定して走るために設計された車です。

 

また、高い最低地上高や四輪駆動、頑丈な車体構造を備えるモデルが多く、アウトドアや雪国での移動にも適した性能を備えます。

さらに、日本では1950年代以降、ランドクルーザーや三菱ジープなどが普及し、林業や建設現場などでも活躍してきました。

 

現在もスズキジムニーなどが代表車種として知られ、悪路走破性を重視する車としてアウトドアを楽しむ人を中心に国内で幅広い支持を集めています。

クロカンとSUVの違い

SUVは幅広い車種を含む呼び方で、そのなかでも未舗装路や山道などでの走破性や耐久性を重視したタイプが一般にクロカンと呼ばれます。

クロカンはラダーフレームや四輪駆動を採用する車種が多く、悪路での走行を想定した設計が特徴です。

 

一方、SUVにはモノコック構造を採用し、舗装路での乗り心地や燃費、日常での使いやすさを重視したクロスオーバーSUVもあります。

同じSUVでも車体構造や重視する性能、想定される使用環境は異なるため、用途に合わせて車種を比較することが大切です。

クロカンならではの魅力とメリット

クロカンは、悪路での走行を支える車体構造や四輪駆動、高い着座位置など、一般的な乗用車とは異なる魅力を備えています。

さらに、アウトドアや雪道で高い性能を発揮し、走行性能や積載性など、幅広い用途に対応しやすい点も大きな特徴です。

 

ここでは、クロカンを選ぶ際に知っておきたい走行性能や使い勝手など、代表的なメリットを具体的に解説します。

悪路でのねじれや荷重に対応しやすい

クロカンには、ラダーフレームなど、悪路でのねじれや大きな荷重に対応しやすい車体構造を採用したモデルがあります。

また、段差や未舗装路では車体への負荷を受け止めやすく、耐久性を重視する用途にも適した設計です。

 

ただし、車体構造の頑丈さと衝突時の乗員保護性能は同じ評価ではありません。

そのため、購入時は車体構造だけでなく、JNCAPなどの衝突安全性能評価や安全装備も確認し、車種ごとの安全性能を比較しましょう。

オフロードで発揮する高い走破性

クロカンは、高い最低地上高や四輪駆動、副変速機などを備え、未舗装路や急坂でも駆動力を確保しやすい点が大きな魅力です。

また、接近角や離脱角を大きく確保した車種では、段差を越える際に車体の前後を路面へ擦りにくく、悪路でも走行しやすくなります。

 

ただし、深い水たまりや崩れた路面へ進入すると、立ち往生や故障につながるおそれがあるため、すべての悪路を安全に走れるわけではありません。

 

そのため、走行前には路面状況と車両性能を確認し、必要に応じて専門施設で指導を受けるなど、安全を確保したうえで運転することが重要です。

高い着座位置で見晴らしが良い

クロカンは一般的な乗用車より着座位置が高く、運転席から前方の交通状況を広く見渡しやすい車種が多くあります。

そのため、渋滞時や交差点では周囲の車や歩行者の動きを早めに把握しやすく、運転時の安心感にもつながります。

 

一方で、ボンネット周辺や車体の直近、後方には死角が生じやすいため、高い視点だけで安全性が高まるわけではありません。

したがって、ミラーや全周囲カメラ、センサーを活用し、発進前や駐車時には目視でも周囲を確認することが重要です。

購入前に知っておきたいクロカンのデメリット

クロカンは高い走破性や耐久性を備える一方、街中では車体の大きさや燃費、乗り降りのしにくさが負担となり、普段使いで不便を感じる場面もあります。

そのため、購入前には普段走る道路や駐車場の広さ、同乗者が乗り降りしやすいか、維持費を無理なく負担できるかまで確認することが重要です。

 

ここでは、購入後に後悔しないために知っておきたいクロカンの主なデメリットを、日常での使い勝手や維持費の面から詳しく解説します。

車高が高く乗り降りしづらい

クロカンは車高や着座位置が高い車種が多く、座席までの高さがあるため、一般的な乗用車より乗り降りに負担がかかります。

特に、子どもや高齢者、小柄な方が頻繁に乗る場合は、ステップの高さや手すりの位置まで確認しておくことが重要です。

 

一方で、サイドステップは乗り降りを補助できますが、悪路では路面の凹凸や障害物に接触しやすくなる点に注意が必要です。

そのため、購入前には家族で実際に乗り降りし、ドア開口部やシートの高さ、補助装備の使いやすさまで確かめておきましょう。

車体サイズによって取り回しにくい

クロカンは車体が大きい車種も多く、狭い道路や駐車場では曲がりにくく、駐車時に何度も切り返しが必要になることがあります。

特に、全長や全幅、最小回転半径が大きい車種では、Uターンや狭い駐車区画で運転しにくい点に注意が必要です。

 

また、車体が大きいほど周囲との距離をつかみにくいため、細い道でのすれ違いや駐車では慎重な操作が求められます。

そのため、購入前には車両サイズや最小回転半径を確認し、普段使用する道路や駐車場で無理なく運転できるか試乗で確かめることが重要です。

燃費が悪くなりがち

クロカンは頑丈な車体や四輪駆動機構、大きなタイヤを備える車種が多く、一般的な乗用車より車重が増えるため、燃費が悪くなりやすい車です。

また、オフロードタイヤやルーフラック、不要な荷物は走行抵抗や車重を増やし、燃費をさらに悪化させる要因になります。

 

ただし、実際の燃費は車種やエンジン、運転方法によって異なるため、購入前に実燃費の傾向と年間走行距離を確認することが重要です。

そのうえで、燃料代やタイヤ代、税金、保険料まで含めて年間の維持費を試算し、購入後の負担を把握しておきましょう。

街乗りでの快適性は控えめ

本格的なクロカンは悪路性能を重視した足回りやタイヤを採用するため、舗装路では揺れや走行音が大きく、乗用車より快適性が低くなります。

また、車体が重いモデルでは発進や停止の感覚も乗用車とは異なるため、街中では車体の動きに慣れるまで運転しにくさを感じます。

 

一方で、近年は静粛性や乗り心地を高めた車種も増えており、街乗りでの快適性はモデルによって大きく異なる点に注意が必要です。

そのため、日常利用が中心なら試乗を行い、段差を通過した際の揺れや車内の騒音、シートの座り心地を同乗者と一緒に確認しましょう。

クロカンがおすすめな人の特徴

クロカンは、未舗装路や雪道を走る機会が多い方や、キャンプや釣りなどのアウトドアで荷物を運ぶ方に適しています。

一方、街乗りが中心の場合は高い走破性を活かす機会が少ないため、普段の使用環境に合うか見極めることが必要です。

 

ここでは、クロカンの性能を活かしやすい使い方やライフスタイルを踏まえ、どのような方におすすめなのかを詳しく解説します。

オフロードや悪路走行を楽しみたい人

クロカンは、林道や砂利道、雪道などを走る機会が多く、本格的なオフロード走行を楽しみたい方に適した車です。

また、高い最低地上高や四輪駆動、副変速機を備えたモデルは、滑りやすい路面でも駆動力を確保しやすくなります。

 

ただし、クロカンでも路面状況やタイヤの状態によって走行の安定性が変わるため、悪路では慎重な運転が欠かせません。

そのため、通行が許可されたコースを選び、安全装備やタイヤを確認したうえで、自身の運転経験に合う範囲で楽しみましょう。

キャンプや釣りなどアウトドア派の人

キャンプや釣りなどで未舗装路へ入る機会が多く、荷物を多く運ぶ方には、悪路走行に強いクロカンが向いています。

また、四輪駆動や高い最低地上高を備えた車種は砂利道やぬかるみに対応しやすく、荷室が広いモデルなら大型のアウトドア用品をまとめて積載できます。

 

ただし、車種によって積載量や荷室の形状は異なるため、小型のクロカンでは必要な道具をすべて載せられない点に注意が必要です。

そのため、購入前には普段運ぶ道具の寸法を測り、荷室の広さやルーフ積載の上限、乗車人数、荷物を固定する装備まで確認しておきましょう。

タフで無骨なデザインが好きな人

角ばったボディや張り出したフェンダー、大きなタイヤなど、力強く無骨なデザインを好む方にはクロカンが向いています。

また、基本的なデザインを長年受け継ぐモデルも多く、流行に左右されにくい外観を楽しめる点も大きな魅力です。

 

ただし、大きな車体や張り出した外装は、狭い駐車場での扱いやすさや洗車のしやすさに影響するため注意が必要です。

そのため、購入前には普段利用する駐車場の広さや洗車のしやすさなどを確認し、生活環境に合う車種を選ぶ必要があります。

人気のクロカン主要車種を徹底紹介

クロカンには、軽自動車のジムニーから大型のランドクルーザー、輸入車のラングラーやGクラスまで、特徴の異なる車種がそろっています。

そのため、車体サイズや走行性能、乗車定員などを確認し、使用目的や普段の運転環境に適したモデルを選ぶことが大切です。

 

ここでは、代表的なクロカンを取り上げ、それぞれの特徴や魅力、車種を選ぶ際に確認したいポイントを詳しく紹介します。

スズキジムニー/ジムニーシエラ

ジムニーとジムニーシエラは、ラダーフレームや副変速機付き四輪駆動を備え、悪路で高い走破性を発揮する小型クロカンです。

また、ジムニーは軽自動車規格で狭い道でも運転しやすい一方、乗車定員や荷室の広さには限りがあります。

 

一方、ジムニーシエラは普通車規格で、排気量やトレッド幅が大きく、高速道路での走行にも適している点が特徴です。

ただし、どちらも後席や荷室は広くないため、購入前に乗車人数や荷物量、日常での使いやすさを実車で確認しておきましょう。

トヨタランドクルーザー/ランドクルーザープラド

ランドクルーザーは、耐久性と悪路走破性を重視して設計された、トヨタを代表する本格四輪駆動車のシリーズです。

また、国内では複数のモデルが展開されており、車体寸法や乗車定員、装備内容など、それぞれに異なる特徴があります。

 

ランドクルーザープラドが位置していたライトデューティーモデルは、2024年4月に発売されたランドクルーザー250へ刷新され、車名も「ランドクルーザー」に統一されました。

中古車でプラドを選ぶ場合は、年式や整備履歴、下回りの状態を確認し、現在の使用環境に合うか試乗で確かめておきましょう。

三菱パジェロ

三菱パジェロは、四輪駆動性能と乗用車としての快適性を両立し、長年にわたって支持されてきた代表的なクロカンとして知られています。

日本仕様は2019年に生産を終了しているため、旧型を購入する場合は中古車として流通している車両が中心です。

 

一方、三菱自動車は新型パジェロを2026年秋に世界初公開し、日本で7年ぶりに復活させると発表しています。

そのため、購入を検討している方は新型の登場を待つか、現在流通している旧型の中古車を選ぶかも含めて検討する必要があります。

 

旧型を購入する場合は、世代やグレードごとの仕様に加え、整備記録や下回りの腐食、四輪駆動機構の作動状態まで確認しておきましょう。

ジープラングラー

ジープラングラーは、ラダーフレームと本格的な四輪駆動機構を備え、高い悪路走破性と個性的なデザインを特徴とするクロカンです。

また、仕様によってはルーフやドアを取り外せるため、開放感のあるスタイルを楽しめる点もラングラーならではの魅力といえます。

 

ただし、ルーフやドアを取り外した状態で公道を走行する場合は、安全装備や車両状態が法令に適合しているか確認が必要です。

一方、国産の小型車より車体が大きいため、購入前には駐車場の広さや普段走る道路、利用できる整備拠点まで確認しておきましょう。

メルセデス・ベンツGクラス

メルセデス・ベンツGクラスは、角ばった外観と高い悪路走破性を受け継ぎつつ、高級車らしい内装や安全装備も備えたモデルです。

また、現行型もラダーフレームを採用し、四輪駆動やデフロックなど、悪路走行に対応する装備を備えています。

 

一方で、車両価格や保険料、タイヤ代、整備費は高く、全幅や車重によって利用できる駐車場が限られる点には注意が必要です。

そのため、購入時はグレードごとの性能や装備、保証、整備履歴に加え、維持費や自宅の駐車環境まで確認しておきましょう。

まとめ:クロカンとSUVの違いを正しく知ろう

クロカンは、SUVという広い呼び方のなかでも、悪路走破性や耐久性を重視したタイプとして一般に知られています。

一方、SUVには舗装路での快適性や燃費、日常での使いやすさを重視したクロスオーバーSUVと呼ばれる車種もあります。

 

そのため、購入時は走行性能だけでなく、車体サイズや乗り降りのしやすさ、燃費、駐車環境まで確認することが大切です。

また、ジムニーやランドクルーザー、ラングラー、Gクラスなどの特徴を比較し、乗車人数や荷物量、普段の使い方に合う一台を選びましょう。

 

カータウン.jpでは、SUV・クロカンの中古車を、メーカーや地域、価格、走行距離などの条件から検索でき、希望に合う車両を比較しながら探せます。

気になるクロカン車が見つかった方は、在庫状況や車両状態、見積もりについてお問い合わせください。

 

お問い合わせは下記より受け付けています。

□WEB:各車両ページの「お問い合わせ」より

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